コンサルタント

作家になるという夢から現実を見据えた生き方にシフトチェンジをした時、次は地に根を張って生きようと社会で働くことを決めました。当時は認知度の低かった記録情報管理（レコードマネジメント）という未知の業界に興味を持ち、会社説明会で、多種多様なクライアントと関わりながら、記録情報管理の在り方についてクライアントと一緒に業務改善を進めていくスタイルに興味を惹かれ、日本レコードマネジメントに入社しました。
クラークとして入社して業務知識を身に着けつつあった頃、思い切って上司に業務の改善提案したところ、「そうか、やってごらん」と受け入れてくれた、そのおおらかな社風も当社の魅力の一つです。

各種法令対応や働き方改革、SDGsへの取り組みに対して、記録情報管理の観点から業務改善のコンサルティングを行っています。クライアントの業種は多岐にわたり、新しい案件を担当するたびに業種に応じた知識を備える必要があります。しかし、それが未知の世界への知的好奇心を刺激し、常に新鮮な気持ちで仕事にのぞむことができます。

とあるお客様より、オフィスのレイアウト変更のために保有している紙文書・物品類を削減する業務を受注しました。現状調査をしたところ、実はすでに紙文書・物品類は削減が十分に進んでいて、現場での課題は電子文書の管理状況の改善でした。そこでターゲットを電子文書に変更した改善提案を行い、結果、電子文書の現状改善および管理ルールの作成、電子印鑑の導入支援まで行いました。
当初の計画より大きく内容が変更となりましたが、本当に必要な改善が実施されお客さまには満足していただけました。コンサルティングはお客様の顔が見える仕事です。お客さまの満足が自分の満足になり、次の仕事へのやりがいとなります。

私たちがお客様に提供するソリューションには形がありません。それは提供するモノが、会社に蓄積したノウハウであり、先輩たちが生み出したサービスであり、それらを素材としてお客様と一緒に創り上げていく、新しいモノだからです。
毎回答えは違います。お客様と、先輩と、同僚と、一緒に答えを創っていきましょう。

2022年1月掲載
※掲載内容は全て取材当時のものです。