コンサルタント

小さい頃から読書が好きで、学生時代に司書資格を取得しました。図書館司書の資格を活かせる仕事につきたいと考えている中で弊社を知り応募しました。職場紹介文に『企業内図書館での勤務』と書かれていて、企業内部に図書館があるのか！と驚いたのを覚えています。
入社後は、企業内図書館に配属。社員みんなで円滑に業務を進められるよう調整・協力しながら勤務しています。

エネルギー関連会社の情報管理センターに常駐し勤務しています。そこでは文書の検索・貸出・登録・電子化等の文書管理業務全般を行っています。最近ではお客様のワークフローに沿って、文書の提出期日管理や日々の工事情報の一覧化、さらに規程類改訂時における関連規程類の選出・インフォメーションなど業務支援型の作業に取り組んでいます。また、ICタグによる貸出システムの構築など新しいことにもチャレンジしています。

入社一年目が過ぎようという時、規程類の改善業務を一人で担うことになり、新人の私で大丈夫だろうか…と不安が募りました。上司に指示を仰ぎながら、まずは1,500件の実態調査から開始。現状の把握・整備・問題点の抽出・改善案の検討等、初めてのことが多すぎて戸惑うことばかりでした。しかし、作業が進むにつれ私の声にもお客様が真剣に耳を傾けてくださるようになり、二年をかけて無事完了しました。次年度からは新システムも導入され、検討した改善案をベースとした新運用が開始されました。入社間もない新人の私にこのような大きな業務を任され当初は緊張しましたが、無事に完遂でき、喜びと達成感を味わうことができました。
また、最近ではエネルギー関連の研究機関で、文書の整備業務にゼロから携わりました。様々な研究テーマの文書が存在し、中には海外の文献も含まれていました。文書の種類も参考文書・図面・報告書等が混在し、業務は難航しました。お客様と打合わせを重ね、文書分類を新規作成。その後、運用ルールやスケジュールを決め、文書管理システムに登録し無事運用開始となりました。現在は定期的に巡回し、維持管理を行っています。

初めは全くの素人の私でしたが、根気よく教えて下さる先輩や上司のおかげで、ここまで継続して頑張ることができました。現在のプロジェクトでは、一つの仕事をクラーク全員で手分けして行うことが多く、情報共有が不可欠だと感じています。また、お客様と接する機会が非常に多く、何気ない会話の中にも新しい発見があり、そこから業務にフィードバックすることも多く、コミュニケーションを楽しみながら業務に取り組んでいます。より良いサービス提供のためには、先輩たちが築いたノウハウや若手社員の新しい発想や気づきが必須です。若手社員にもチャンスを与えられる職場です。知識がないからと臆することはありません。どんどんチャレンジして欲しいです。

2023年1月掲載
※掲載内容は全て取材当時のものです。