行政や企業など一般組織で管理・活用されている文書・記録類は、現状、「紙」、「スキャニングPDF」と「テキスト」などの形態で書庫やサーバ内で混在していたり、重複したりして保存されている場合がほとんどです。その場合、必要な書類を探し出すのに時間を費やすことが多く、非効率でした。そこで紙や電子文書など、形態の異なる資料であっても統合的に管理しながら、思いついた言葉やキーワードで横断検索可能で、いつでもどこでも必要な資料が瞬時に入手できるシステムのニーズが高まっています。
IRMS(Integrated Records Management System)は、ペーパレス化を推進する強力な機能や導入後サポートの仕組みを備えており、オフィスワークの効率化やリモートワークをはじめとする働き方改革、災害時の事業継続など、組織のDX化に寄与する次世代の文書情報管理データベースシステムです。
当システムの中核をなすデータベース
文書管理の基本機能、紙ファイルの登録、貸出、保存 年限などの管理
画像PDF(文書・図面)へ直接リンク付けによる改訂 (履歴)管理
スキャニング画像PDFファイルの誤変換自動補正付テキスト変換OCRシステム
共用ファイルサーバ内の文書の評価選別・移管・登録機能をAIでサポート
集中化テキスト文書の登録、全文検索、開示制限、 改訂・保存年限管理などをAIでサポート
紙書類を電子化(スキャニング)した画像PDFファイルを高精度でフルテキストに変換します。重要キーワードや誤変換を逐次登録して、常にアップデートされた最新内蔵辞書によるテキストの自動修正も行えるOCRシステムです。
共用ファイルサーバ内の文書の評価選別、電子署名、移管などをAIでサポートするシステムです。
集中化テキスト文書の登録、全文検索、開示制限、改訂・保存年限管理などをAIでサポートするシステムです。
例えば「破砕帯」と「地震動」に関連性が深い用語を検索回数スコアが多い順に表示します。AIが個人の知識の差による検索結果のばらつきをサポートします。
AIで「破砕帯」と「地震動」について、より深く論議されている順に検索結果を表示します。探したい文書が検索結果の上位にくる可能性が高くなります。
AIで本文内容が類似している文書を一覧表示します。類似文書だけをターゲットにして時系列に探したり、本文内容(全文)を見比べたりして目的の文書を探すことができます。
要件等 | 備考 | |
サーバOS | WindowsServer、Linux等 | 64bitサーバOS |
JAVA | JAVA10以上 | ※JAVA9以前では機能しません |
メモリ | 8GB ~ 10GB程度 | AI 機能の利用は10GB 程度必要。全文検索のみ利用は8GB 程度 |
ストレージ使用量(全文検索) | 約1GB / 1万冊 | SSD推奨 |
ストレージ使用量(AI学習) | 約1GB / 10万冊 | ― |
CPU | コア数4個以上 | 全文検索のみ利用は2個以上。コア数が多いほど高速になります |
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